3kおやじのジュエリー創作

2534誰が見てもピーナッツですね。型を取らずに自分で造形しました。コレを作っているときは、毎晩ビールを飲みつつ、ピーナッツばかり食べてました。

幼少のころ、宝石の付いたペンダントや指輪を見て、「こんなに細かなモノをどうやって作るのだろうと、思っていた。

工作好きの、子供にとって、あこがれだった。

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自分ではその「ありがたさ」からか凄くカッコよく見えます。

ジュエリー創作の記事を書こうとしたのだが、彫金を始めた頃、つまずきながら作った物・用意した物などをまずは紹介したいと思い直した。

私のように誰からも指導を受けず彫金なんて趣味を始めるには、どんなことが大切なのだろう。
彫金作業を簡単なところから行っていくうちに、だんだん解ってきました。大事なことは「スッと始められてスッと終われる事」です。

なぜなら、趣味とは仕事のような計画性は無く、デザイン変更・技術的ないきずまり・飽きてしまう・材料が無くなるなど、イロイロな場面がある。とにかく趣味とは、いつでも ナゲダセル モノだ。しかし、ある程度自分を追い込まないと良いものもデキナイ モノである。

始めはシルバーで輪っか(指輪)が作れる程度だったが、そこまででも、材料・銀ロー・フラックス・バーナー・焼石膏ボード・セラミックボード 整形から磨きまでに、リング芯金・ヤスリ・サンドペーパー~バフ・・・etcなどが必要で、、必要なモノはかなりの数になる。しかしその先がどんな世界か自分がどんな物を作りたくなるのか、解ってない。そのころ彫金に関する書籍も情報もほとんど無かった。
(windows95発売以降ではあったが、私には関係ないものだと思っていた。)

仕事の休みの日は、数少ない書籍の中から、何冊かを選んで買ってきてあり、その中に紹介されている店に、電話してもショーガネーので「とにかく行ってみる」を、くりかえしつつ、時間があれば作業に没頭した。6ヶ月位経ったころ、この問題を乗り越えなければ自分は彫金をやめてしまうだろうと思うようになった。それは「家の中でバフガケ出来るようにしたい。」ということである。

バフガケで青棒や赤棒を使って出る粉塵は重金属を含み体にとっても良くないらしい。その度にベンチグラインダーやリューターを外に持ち出して、住宅街に粉塵をばら撒くわけにもいかず。
室内でそれをやったら、3Kおやじとてビールも飯も無理だしイヤダ。
(これでは「スッと始められてスッと終われる事」には程遠い。)

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蛍光灯を点けると中は昼間のような明るさです。

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掃除機の吸入口です。向かって右側です。

このような問題を解決できそうな、バフガケ用の箱のような物が売られているらしいが、需要が少なくヒドク高価なようだ。一度見ることができれば真似して作ることも出来そうだが、見ることはできなかった。(インターネット ネーシ)
ショーガネー作るかと思い、構想から一ヶ月で作っちゃいました。
ホームセンターでサンドブラストの箱を見てコレダナと思い、箱を作って手が入れられてガラス窓から中が見れるようにして、手をいれるところは、トレーナーの袖をネジ止めして、中にベンチグラインダー置いて、暗いといやだから蛍光灯つけてと、考えはドンドン膨らむが、粉塵をどうするのかが、なかなか決まらなかった。
結局サンドブラストと同じように吸い取るのだろうと考え掃除機を取り付ける事にした。

~~~~~~~~~~購買意欲ウズク~~~~~~~~~~

掃除機を物色している時に超魅力的な掃除機に遭遇!!
ある電動工具メーカーの水を吸い込めるタイプで、さらにボリューム付き、さらに高周波フィルター付きでホースを外して置いておくだけで空気清浄機にもなるという物。コレなら水でなくバフカス洗浄液を入れておけば完璧だと思ったが6万円以上するのであっさり断念し、結局は見た目はポンコツだけど「まだまだ使えるヤツ」を貰ってきました。

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掃除機回してみると、掃除機のパワースゴク手が!手がスイコマレルーと言う感じで、トレーナーの袖もドンドン中に入ってしまうので、掃除機にボリュームを付ける事にした。
袖もトレーナーでは厚すぎて通気が悪いので長袖のポロシャツにしたかったが、ホームセンターで手甲を売ってたので、コレに決定。
バフカスが隙間から出てくるとイヤなので内側から全ての接合部分はシリコンでシールしてあり、明るさを考慮して白に塗装してあります。ガラスは置いてあるだけですがシールテープで密閉されています。さらにバフガケ中に指輪などが飛んでガラスが割れると危険なので自動車用のガラスを使っています。
肝心のベンチグラインダーには、左に固めのバフ、右にソフトなバフを取り付け、さらにその右に指輪などの内側を磨くバフを取り付けた。掃除機のボリュームはいつも床に置いてあり、足でスイッチ・ボリューム共に操作している。実際の作業中はそれほど高い回転数で掃除機を回すこともなく、手甲と腕の隙間から空気を吸ってるのが解る程度にしているが、夜中でも作業できる騒音レベルだ。細かく繊細な部分のバフガケは、バフを取り付けたリューターを手甲から、腕と一緒に中へ入れれば快適に行える。勿論リューターの足ふみスイッチも床に置いてある。

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AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA

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BBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBB

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バフ特有のアノ匂いも全くなく、快適に使っている。(もう約10年以上だ。)
彫金作業用の机だが、酒も飲る飯も食うし、この記事も書いているこの机の前で左を向くとコイツがあり、いつでもバフガケ出来るようになりました。出来た日は本当にヒサビサニ嬉しかったので
お祝いしちゃいました。(ビール沢山飲んだダケですケド!)

その他の難関はそれほどの事では無いので、道具ページで・・・・・。